「副業禁止だけど、どうしても何か始めたくて。」
そんな気持ちから、私は“こっそりブログ”を始めました。

うまくいったらブログで生活できたらいいな〜…
という淡い期待も、心のどこかにありました。
でも本当の理由は、仕事の内容が変わって、自分の頭の中を表現する場がなくなってしまったこと。
デザインの仕事からディレクション寄りになって、誰かの評価や成果ばかりを気にする日々。
自分の「好き」や「伝えたいこと」を自由に出せる場所がほしくなったんです。
この記事では、そんな悩める会社員《もえみそ》が
“こっそり”ブログを始めた理由や、その後のリアルをまとめました。
同じように「表現する場所がほしい」と感じている誰かの、小さなきっかけになったらうれしいです。
副業は禁止。でも、じぶんの場所が欲しかった


【副業禁止】
と、私の会社には明確なルールがあります。
「副業禁止」と就業規則にしっかりと記載され、申請制度もありません。
だから最初から、“稼ぐ”ことを目指していたわけじゃありませんでした。 むしろ、ブログを始めた理由は、もっとシンプルで切実なものでした。
もともと、デザインの仕事に憧れて学生の頃も勉強してきたし、
自分の手を動かし「頭の中をカタチにしていく」
そんな仕事に満足してたのですが、
ただ、転生を経て、今の会社で社歴を重ねるごとに、
調整役やディレクション側に回ることが増えてきて、
クリエイティブな業務はどんどん減るばかり。
自分の中で、何か不完全燃焼を起こしていました。



「もっと自由に、自分らしく表現できる場所がほしい」
その思いから、私はこっそりブログという、
誰にも何も言われる必要のない、自分だけの表現の場を作りました。
淡い期待はあったけど、最初は収益なんて頭になかった


最初のブログを立ち上げる前、「ブログで稼げるらしい」という都合の良い情報は目にしていたし、
いつかブログで会社を辞められたら最高じゃん!と思っていました。
ただ、ブログ開始の動機が、自分だけの表現の場所がほしい!だったこともあり、
最初は収益化は、どこか自分には関係のない話のように感じていました。
それでも、心のどこかに「もしかしたら…」という、
淡い期待もあったりして。
実際に記事を書いてみて、アクセスが少しずつ伸びていくのはとても嬉しかった。 でも、収益化はそんなに簡単じゃないこともすぐにわかりました。
それでも、「試す場」があることが楽しかったように思います。
お金よりもまず、「自分の力で記事を届けられて、自分の記事を読んでくれる人がいた」という経験が、何よりも力になりました。
バレないように続ける工夫。こっそりだけど本気


副業禁止の会社でブログを続けるには、リスク対策が欠かせませんでした。
「バレたら絶対会社にいにくくなるだろうな…」そんな不安はありました。
だから私は、自分にいくつかの“こっそりルール”を課して、1つ目のブログを運営していました。
- 本名・顔出しはしない(ペンネーム使用)
- 会社名や仕事内容には触れない
- SNSも完全に切り分けて運用
- 収益が出たら確定申告で整える準備(夢のまた夢だけど…)
こっそりだけど、本気。
そんな気持ちで続けたブログは、月300円くらいの収益しか出なかったけど、
私にとっては「自分だけの場所」で、貴重な場所でした!
「働き方って、もっと自由に考えていいんじゃない?」 そう思えるようになったのは、ブログがあったからかもしれません。
少しずつ見えてきた、働き方の選択肢


ブログを通して、自分の言葉を外に出すようになってから、
働くことへの見方が、すこしずつ変わっていきました。
「仕事=会社の中だけじゃない」
「働く=収入のためだけじゃない」
最初は、自分の不完全燃焼を補うための場所だったのに、書きたいことを言葉にして、
リアルタイムで日本のどこかの人がページを読んでくれている事実を目にすると
素直に「嬉しい!」と思えました。
自分の価値観で、やりたいことに素直に働くということ。
誰かに言われたレールの上じゃなくて、“ちょっと横道”を歩くこと。
そんな経験の積み重ねが、少しずつ自分の目指す“働き方の軸”になっていったように感じます。
たとえ、いつか会社を辞める未来が来るとしても—、
“自分軸で生きていく感覚”があれば、「あれ、なんとかなっちゃうかも。」と考えられそうなところまで来ました。
そう思えるようになったのは、ブログを続けてきたからです。
月300円しか収益がなくても、“自分の意思で動いた”実感があったからか、気持ち的に開放された気がします。
(現実を見たら、十分やばいんですけどね…。)
まとめ|完璧じゃなくでも試してみる、それが私のやり方


ブログを始めてから、私は自分の働き方を自分で選ぶ準備ができはじめました。
たとえ収益がゼロだったとしても、 書いたことで整理された気持ち、見えてきた選択肢、 それが「一歩踏み出してよかった」と思える理由です。
完璧な戦略なんてなくてまずはなくてOKだと思います。
まずは試してみること。それが、私の第一歩でした。



この記録が、誰かにとってのヒントになればうれしいです🌱
ほかの体験談も、少しずつ更新しています!