フリーランス1年目の住民税はいくら?7月退職・年収500万円台の実額を全公開

住民税が来ることは知っていました。

退職前に経理の人に「まとめてガツンとこないようにしてほしい」とお願いしていたくらい、ちゃんと構えていたつもりでした。

届いた納付書を開けたとき、分割回数を確認して思いました。

モエミィ

…2回って、そういうこと?

80,000円×2回。1回で家賃1ヶ月分が飛んでいく計算です。「まとめてガツンとこないように」とお願いした結果がこれか、と少し笑えました。

この記事では、7月退職・年収500万円台・東京都在住のフリーランス1年目の私が、実際に支払った住民税の実額と計算式を全部公開します。「住民税を安くするために実際にやったこと」と「検討したけどできなかったこと」も正直に書いています。


このブログ SKIP FREE LAB は、自由な働き方を模索しながら、発信と収入のバランスをゆるく実験している小さな実験室です。 ブログ収入で暮らしに余裕を(月5万目標)を目指しつつ、続ける工夫や働き方のヒントをまとめています。 

国保、住民税、収入の波……フリーランスのお金まわりと、リアルな生活防衛の記録をまとめています。

👉《生活防衛》の記事をまとめて読む


この記事はこんな人におすすめ
  • フリーランスになって住民税がいくら来るか知りたい人
  • 7月など年度途中に退職した場合の住民税が気になる人
  • 住民税を少しでも安くしたい人
  • 「実際いくら払ったか」というリアルな数字を知りたい人

目次

住民税の仕組みを30秒で理解する

住民税には2つの大事な特徴があります。

① 前年の所得をもとに計算される「後払い」の税金

住民税は「今年稼いだ分」ではなく、前年1月〜12月の所得をもとに計算されます。納付が始まるのは翌年の6月です。

つまりフリーランス1年目に来る住民税は、会社員時代の高い給与をもとに計算されたもの。独立して収入が不安定な時期に、会社員時代の所得に基づいた税金が来る。これがフリーランス1年目の住民税がしんどい理由です。

② 所得割+均等割の2つで構成される

内容
所得割課税所得×10%。収入が高いほど上がる
均等割全員一律5,000円(都道府県民税1,500円+市区町村民税3,500円)

計算式はシンプルです。

住民税 = 課税所得 × 10% + 均等割5,000円

ただし「課税所得」の計算に社会保険料控除・青色申告特別控除・小規模企業共済などが絡んでくるので、ここをどう圧縮するかが節税のポイントになります。(後半で詳しく書きます)


7月退職の場合、住民税はどうなる?

ここが年度途中退職特有の話です。

会社員のとき、住民税は毎月給与から天引き(特別徴収)されています。6月〜翌5月の12回払いです。

7月退職の場合はこうなります。

期間支払い方法
6月・7月分給与から天引き(特別徴収)で完了
8月〜翌1月分自分で納付(普通徴収)に切り替わる

退職後すぐに普通徴収の納付書が届きます。私の場合も退職後まもなく納付書が届きました。

普通徴収の納期は法律で6月・8月・10月・翌1月の4回と決まっています。6月・7月分はすでに前職の給与から天引き済みなので、残りの住民税を、10月末と翌2月の2回払いになりました。※自治体によって納付期限が異なる場合があります。

「8月〜1月なら10月も入れて3回にできるんじゃ?」と思ったんですが、納期は法律で決まっているので自治体が勝手に変えることはできない仕組みになっています。残りの税額を10月と翌2月の2回で割った結果が、あの80,000円×2回だったわけです。

POINT 👀
  • 年度途中退職の場合、退職後すぐに普通徴収の納付書が届く
  • 7月退職の私の場合、残りの普通徴収分は10月末と翌2月の2回払いになった(退職タイミングによって回数は異なる)
  • 納付書が届いたら放置厳禁。延滞金が発生する

私の実額を全公開(年収500万円台・7月退職・東京都在住)

年税額の内訳

金額
所得割約187,100円
均等割5,000円
年税額合計192,100円

実際の支払い内訳

支払い方法金額納付タイミング
特別徴収(給与天引き済み)32,100円在職中(6・7月)
普通徴収①80,000円10月末
普通徴収②80,000円翌年2月初旬
合計192,100円

80,000円という数字、家賃1ヶ月分です。それが2回来る。

「まとめてガツンとこないようにお願いしていた」のに、結果的に家賃1ヶ月分×2回という形でガツンと来ました。経理の人を恨む気にはなれないんですが、もう少し心の準備をしておけばよかったと思いました。

POINT 👀
  • 7月退職の私の場合、普通徴収は10月・翌2月の2回払いになった
  • 退職後すぐに納付書が届くので、お金の準備は退職前に済ませておくこと
  • 納付書が届いたら放置厳禁。延滞すると延滞金が発生する

会社員時代と比べると?

会社員のとき、毎月の給与から天引きされていた住民税は約16,000円でした。「払っている」という感覚はほぼなかった。

それが退職後は80,000円という塊で2回来る。そのインパクトはかなり大きなものでした。

金額は変わらないのに、「見える化」されるだけでこんなに重く感じる。国保の納付書を見たときも同じことを思いましたが、住民税も同じでした。

フリーランスになるというのは、会社員時代に「見えていなかったお金」を全部自分で管理するということなんだと、身をもって感じた出来事でした。


実は「納付のお願い」が来た話

正直に書きますと、

2回目の納付(2月)が、1ヶ月遅れました。

理由はシンプルで、お金がなかったからです。国保・年金・住民税と出費が重なって、2月の80,000円が払えなかった。

そして届いたのが「納付のお願い」という書類でした。

督促状ほど物々しいものではなかったですが、さすがに焦りました。1ヶ月以内に納付したので延滞金は発生しませんでしたが、放置していたらアウトでした。

フリーランス1年目は、とにかくキャッシュフローが大事です。住民税の納付書が届いたら、すぐに払える状態を作っておくことを強くおすすめします。もし払えない場合は放置せず、役所に相談すると分割払いに応じてもらえる場合があります。


住民税を安くするために私がやったこと

住民税は課税所得を下げることで安くできます。私が実際に動いた3つを正直に書きます。

① 青色申告(65万円控除)

青色申告で確定申告をすると、最大65万円を所得から控除できます。住民税の課税所得が65万円下がるので、住民税が約6.5万円安くなる効果があります。

フリーランスになったら絶対にやるべき節税です。私はfreeeを使って青色申告をしています。

② 小規模企業共済

掛金が全額所得控除になります。私は月7万円掛けているので年間84万円が控除対象に。住民税ベースで約8.4万円の節税効果があります。節税しながら将来の退職金も積み立てられる一石二鳥の制度です。

③ iDeCo

掛金が全額所得控除になります。こちらも確定申告で控除を申請済みです。掛金の上限は加入状況によって変わりますが、住民税の節税に直結します。


検討したけどやらなかったこと:ふるさと納税

ふるさと納税は住民税の控除に使える節税方法として有名です。でも私は1年目に見送りました。

理由はシンプルで、お金がなかったからです。

ふるさと納税は「先払いして後から控除される」仕組みなので、手元にお金がないと動けない。フリーランス1年目で国保・年金・住民税と出費が続いた状態では、とても手が出ませんでした。

節税になるとわかっていても、目の前のキャッシュが大事な時期もある。それがリアルです。2年目以降、収入が安定してきたら取り組もうと思っています。


一緒に読んでおきたい本

フリーランスになる前に勉強したフリーランスのお金周りの本です。漫画になっていてとっつきやすく、読みやすい!税金の基礎が当事者目線でわかりやすく書かれていて、私が知りたかったことがほぼ載っていました。

モエミィ

勉強してのに、資金ショートしたね。まぁそんなときもある!


📋️この記事のまとめ

内容
住民税の仕組み前年所得ベース・後払い・課税所得×10%+均等割5,000円
年度途中退職の場合給与から天引き済みの金額以外は、普通徴収で自分で納付。すぐに納付書が届く。
私の実額年税額192,100円・普通徴収分160,000円(80,000円×2回)
安くする方法青色申告・小規模企業共済・iDeCo・ふるさと納税

住民税は「来ることがわかっている税金」です。退職前に自分の年収で計算しておくだけで、心の余裕がまったく違います。80,000円×2回という塊で来ることも、事前に知っていればもう少し笑えたかもしれません。


モエミィ

この記事が、あなたの生活を守るアイデアの1つになれば嬉しいです🌱

他の【生活防衛】の記事も少しずつ更新していきます!


関連記事
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

SKIP FREE LABの研究員《モエミィ》です。
副業禁止の会社で働いたのち、2025年7月フリーランス転向。
もっと自分に合う暮らし方・働き方を、マイペースに模索してます。
「もうちょっと、好きにやっていこうか。」
そんな気分で、暮らしや仕事まわりのあれこれをチューニング中!

目次