退職したら、思っていたより早く現実がやってきました。
独立してわくわくしていたのも束の間、郵便受けに見慣れない封筒が届き始めました。住民税の通知書、国民健康保険、国民年金の納付書……。
封を開けるたびに、じわじわと「あ、これ全部自分で払うんだ」という実感が積み上がっていきました。
今日は、フリーランス1年目の私が退職後に直面した税金・社会保険料の実額と、なんとか乗り越えた話を正直に書いていきます。これからフリーランスを目指している方の、お金の準備の参考になれば嬉しいです。
- フリーランス・独立を考えていて、退職後の税金が不安な人
- 住民税・国保・年金が実際いくらになるか知りたい人
- 退職後のお金の流れをリアルなエピソードで知りたい人
- 「備えていたつもり」が通用しなかった話を読みたい人
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退職したら、税金の納付書が次々とやってきた

会社員のときは、税金のことをほとんど意識したことがありませんでした。
健康保険も、住民税も、気づかぬうちに給料から天引きされていた。毎月の手取りが「これだけもらえる金額」だと思っていたけれど、実は会社がいろんなものを代わりに払ってくれていたんですよね。
退職して初めて、その「ありがたみ」を思い知りました。
しかも住民税・国保・年金がバラバラのタイミングで支払いがあるから、毎回「次は何の支払いが必要?」とドキドキする日々。備えていたつもりでも、リアルはもっと容赦く、なかなか厳しいものがありました。
住民税、実際いくら来たか公開します

まず届いたのが、住民税の通知書でした。
合計年税額:192,100円
内訳はこうなっています。
| 項目 | 金額 | 内容 |
|---|---|---|
| 給与からの特別徴収 | 32,100円 | 会社員時代に給料から天引き済み |
| 普通徴収 | 160,000円 | 退職後に自分で納付 |
| 合計 | 192,100円 |
会社員時代に32,100円はすでに天引きされていたので、退職後に自分で払ったのは160,000円(80,000円×2回)です。
住民税の仕組み、ざっくり解説
住民税は前年の所得に対して翌年6月〜翌々年5月に支払う後払い制です。
会社員のときは「特別徴収」といって毎月給料から天引きされますが、退職すると「普通徴収」に切り替わり、自分で納付書を使って払う形になります。
私は7月退職だったので、6月・7月の2ヶ月分は給料から天引きされて、残りの10ヶ月分が退職後に納付しました。私の場合は2枚の納付書が届き、2回に分けて支払いをしました。
ポイントは「前年の所得」に対してかかるという点です。つまりフリーランス1年目は、会社員時代の収入に対する住民税を払い続けることになります。収入が減っても、請求額は変わらない。これが地味にきつかったです。
国民健康保険、月31,200円×8回の現実

住民税の次にやってきたのが、国民健康保険の納付書です。
月31,200円×8回=249,600円
国保の金額は前年の所得と住んでいる自治体によって変わります。私の場合は月3万円超が8ヶ月続く計算でした。
国民年金、付加年金も払っています

さらに国民年金の請求も来ます。
私は将来の年金を少しでも増やすために付加年金も合わせて払っています。付加年金とは、国民年金に月400円を上乗せして払うことで、将来の年金額が増える制度です。少額で始められるわりに効果が大きいので、フリーランスにはおすすめです。
月17,910円×9ヶ月(3月現在)=161,190円
段々と雲行きが怪しくなってきました。。
合計約57万円。そりゃ、回らないわけです。

3つを合計するとこうなります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 住民税(普通徴収) | 160,000円 |
| 国民健康保険 | 249,600円 |
| 国民年金(付加年金含む) | 161,190円 |
| 合計 | 約57万円 |
約57万円。そりゃ、回らないわけです。
固定給での契約で比較的穏やかなスタートだったとはいえ、このタイミングで家賃の更新まで重なっていました。これは明らかな設計ミス、回避できたなと思っています。
モエミィさぁ、どうしたものか。。
まず手を付けたのが日本株の現金化でした。
投資信託は絶対に売りたくなかった。コロナ禍から始めてバッチリ利益が出ていたし、超長期で膨らませていくつもりでした。一方で日本株は、買ってからしばらく買い増しをしていなかったこともあり「切り崩すなら日本株だ」という判断で現金化しました。
ちなみに切り崩した日本株の中には、コロナ禍での大暴落時から温めていたANA株も含まれていました。100株持っていると毎年もらえる卓上カレンダーが密かな楽しみだったのですが、来年からは無印のカレンダーに切り替わることになりそうです。
でもそれだけでは回らなくて…
次に引っ張り出してきたのが500円玉貯金の貯金箱です。久しぶりに開けて、ざらざらと数えました。
さらにメルカリで不用品を売りって現金化を進めたりもしました。これはこれで、楽しかったしメルカリ販売は向いていた用に思います!
備えていたつもりでも、リアルはもっと容赦なかったなと感じています。
フリーランスになる前に知っておきたかったこと

あのころの自分に教えてあげたいことが3つあります。
① 「税金貯金」を別で作っておく
住民税+国保+年金の合計額を、退職前にざっくり計算して別口座に確保しておくべきでした。前年の源泉徴収票があれば、おおよその金額は計算できます。目安としては前年収入の20〜25%を税金貯金として確保しておくと安心です。
モエミィ口座をしっかり分けて貯めておくべきだったな
② 会社員のうちにクレカの枠を整えておく
審査が通りやすい会社員のうちに、クレジットカードの枠を整えておくことをおすすめします。いざというときのキャッシュフローの緩衝材になります。

③ ポイントという「もう一つの貯金」を作っておく
実はこの時期、モッピーで積み上げてきた22万ポイント(当時)が精神的な安心材料になっていました。「いざとなれば現金化できる」という感覚は、貯金とはまた違う心強さがあります。

退職前に「税金貯金」を作っておこう

合計約57万円。備えておくだけで、心の余裕がまったく違います。
フリーランスを目指している方、まず源泉徴収票を引っ張り出して、退職後の税金をざっくり計算してみてください。そして前年収入の20〜25%を「税金貯金」として別口座に確保しておくことを強くおすすめします。
ANA株のカレンダーは失いましたが、授業料だと思っています。来年からは無印のカレンダーで、気持ちを新たにやっていきます。
📋 この記事のポイント
- 退職後の住民税は「普通徴収」に切り替わり自己納付になる
- 私の場合、住民税160,000円+国保249,600円+年金161,190円=約57万円
- 投資信託は死守、日本株・500円玉貯金・メルカリで乗り越えた
- 退職前に前年収入の20〜25%を税金貯金として確保しておくべき
- ポイントや事業用クレカなど「小さな備え」が積み重なって支えになる
モエミィこの記事が、あなたの生活を守るアイデアの1つになれば嬉しいです🌱
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