昨日、ついに10年間勤めた会社の最終出勤日を終えました。
このブログは、「自由な働き方や生き方を研究するラボ」というコンセプトのもとに運営していますが、研究員である私自身も、ついに会社員生活に一区切りをつけるときがきました。
そして、ありがたいことに、丸10年勤めた会社を、笑顔で送り出していただきました。

我ながら本当に頑張ったと思います。そして、とても良い10年でした
この区切りを前にして、会社員時代を振り返り、自分に足りなかったことや迷い、そして今思うことを、正直に綴ってみました。
まだ何か大きなことを成し遂げたわけではないけれど、だからこそここからが本番。
この記事が、どこかで誰かの“決意の日”と重なるようなきっかけになったら、嬉しく思います。
- 会社員を辞めてフリーランスになろうか迷っている人
- 退職を決めたけど、まだ不安な気持ちがある人
- 「このままでいいのかな」と、働き方にモヤモヤを抱えている人
- フリーランスという道に興味があるけど、最初の一歩が踏み出せない人
- 等身大の気持ちを読んで、自分を見つめ直したい人
📌 「会社員を辞めてフリーランスになる」その決断と迷いに寄り添う記事はこちら
・実際にどんな準備をしていたのかを知りたい人へ
👉️ 退職前にやってよかった!会社員のうちに進めた開業準備“3つのこと”
・「このままでいいのかな?」と悩んだことがある人へ
👉️“歯車じゃなくて、エンジンになりたい!”脱皮間近の会社員の本音
・フリーランス1年目に向けて、これから備えていきたい人へ
👉️フリーランス1年目に向けて今やっておきたい5つの準備と心構え
このブログ SKIP FREE LAB は、自由な働き方を模索しながら、発信と収入のバランスをゆるく実験している小さな実験室です。
ブログ収入で暮らしに余裕を(月5万目標)を目指しつつ、続ける工夫や働き方のヒントをまとめています。

試行錯誤の中で見えてきたことや気づいたことも、自由な働き方への大切なヒント。
ここではそんな体験や学びをまとめています。
10年続けた会社員生活、きのうで一区切り

最終出勤日の朝は、意外と感情はフラット。
私の場合は、退職後も外注としてお仕事が続きますので、これで「さようなら」ではなく、「また会えるしな」の気持ちがあったのかもしれません。
それよりも、納期が迫っていた仕事のことで頭がいっぱいで、「まずはこの案件を無事に終えないと」という気持ちが強かったです。
そんな中でも、最後のあいさつで何を話そうかということは2ヶ月くらいずっと考えていたりして。。
基本的に、この会社に大きな不満があったわけではないのですが、「このままここにいていいのかな」と思い始めてからは、少しずつ気持ちが離れていったのも事実。
それでも、気づけば、10年も働いてきた場所。
そして苦楽をともにしてきたメンバーですし、正直、立ち止まると湧き上がる寂しさはありました。
長く話してしまうと感情があふれそうだったので、淡々と、でも感謝の気持ちをしっかりと伝えないと…と思いながら話しました。
緊張MAXで口はカッピカピでしたが必死で挨拶を終えました。

涙は堪えましたw。
やっぱり、挨拶を終えると自然と「あっ10年終わったな」と、心が切り替わった感じがしました。
まさに一区切り。
そんな言葉が、昨日はぴったりだったように思います。
会社員生活で自分に足りなかったもの

会社員を退職する人生の転機でもあるので、会社員として働いてきた中で、自分が思うわたしに足りていなかったものを俯瞰的に書き出してみました。
- 恐れず発言する
- 失敗を恐れすに挑戦して経験を積む
- ゴールを決める

改めて思い返すとできてなかったことが多いよ…
10年間の自分を振り返りつつ、フリーランス生活の備忘録として残しておきたいと思います。
恐れず発言する
たとえば「恐れずに発言すること」。
自慢ではないのですが、私はもともと口下手で、人前で話すのが大の苦手です。
4人までの会議なら何とか言葉を出せても、5人以上になると、とたんに「貝」になってしまう自分がいました。
今振り返れば、それはとてももったいないことだったと思います。
場に言葉を出さなかったから、仕事がうまく進まなかったということはなかったと思うのですが、
もしあのとき、もう少しだけ、周りを気にしすぎることなく、発言できていたら——
会話の中から信頼関係が生まれたり、前向きな変化が生まれたりしたかもしれないと感じています。
失敗を恐れすに挑戦して経験を積む
たとえば、「失敗を恐れずに挑戦して、経験を積むこと」。
企画部に配属されてまもない頃、担当した商品の企画が大コケ。もちろん、自分なりに一生懸命考えたうえで出した企画だったけれど、結果は散々。
それ以降、自分の企画に自信が持てなくなってしまいました。
「しょうがない。次つぎ!」って思えればよかったんですが、当時の私はしっかりとヘコみました。
企画部在籍中ずっと頭の中には、“在庫残すくらいなら、やらない方がいいんじゃない?”という考えがありました。
いま振り返れば、私が担当している仕事でたとえ大コケしたとしても、会社が傾くようなことはまずないのに。
失敗してもいいから、もっといろいろ試してみればよかった。
会社員の最大の特権は、会社のお金でいろいろな経験が積めることだと思います。
自分は自らその特権を捨ててしまっていたんだなと、いろんなことに挑戦して成長していく後輩を見ながら、ひどく後悔したこともありました。
ゴールを決めきる
そして「ゴールを決めきる」こと。
私の場合、最初の一歩はわりとスムーズに踏み出します。着手するまでにあまり時間はかからないタイプでした。
途中まではきちんとやるし、作業も黙々と淡々と進めることができます。
でも、ゴールが近づいてくると、どこかで自信が揺らいでしまって、「このまま進んで本当にいいのか」と不安になってしまう。
結果として、最後の詰めが甘くなってしまったり、「もう少し整ってから出そう」と言い訳して、途中で止めてしまったこともあります。
あとから振り返ると、あの時ちゃんと決めて最後までやりきっていたら、違った未来があったかもしれないなと思うこともあります。
失敗したと認めたくない気持ちが、ブレーキになっていたのかもしれません。
フリーランスとしての自分は、これらの欠点を少しづつでも矯正して、自分が目指したい働き方や、生き方にもっと貪欲に進んでいこうと思います。

頑張るぞ!楽しむぞー!!
「退職&フリーランス転身の道」これでいいのか?とたくさん迷った

フリーランスになると決めたとはいえ、「本当にこの道でいいのか?」と、ずっと迷い続けていた時期がありました。
そんな気持ちを整理したくて、退職の決意をした頃に書いた記事があります。

このときのモヤモヤや葛藤があったからこそ、いま、覚悟をもって進もうとしている自分がいます。
退職&フリーランスの道を決意してから、このブログを立ち上げて、この記事で31本目。
まだまだ、驚くほど誰にも読まれていないブログでしかないのですが、
それでも、こうして小さな挑戦を重ねていくことが、いまの自分にとって大事なプロセスだと思っています。
SKIP FREE LABは、ここからが本番

このブログ「SKIP FREE LAB」は、退職を決めたときに、自分の足で立つ準備としてはじめたものです。
とはいえ、順調に記事を書き続けられたかというと、全くそんなことはなく…。
6月は思ったように手が動かなくて、しっかりと投稿荷ブレーキを掛けてしまいました。
それでも、ふとした瞬間に「あ、今のこと、ちゃんと残しておきたいな」と思えることがあったりします。
その気持ちを逃さず、またひとつずつ記事を書いていこうと、今改めて思っています。
「自分らしい働き方」は、すぐに答えが見つかるものではないと思うけれど、このブログを通して、その輪郭を少しずつでも掴んでいけたら…。
そんなふうに感じています。
まだまだこれから。
この場所を、自分のペースで育てていきたいと思います。
いざいざ、開業!
いざいざ、フリーランスへ!
感謝の気持ちと、謙虚な姿勢を忘れずに!
頑張るぞ!そしてしっかり楽しむぞ!!!

この記事が、悩んでいる誰かに、少しでも寄り添えたらうれしいです🌱
他の「体験談・気づき」の記事も、少しずつ更新していきます!
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